東京オリンピックの延期に学ぶべきリスク管理
東京オリンピックが延期になりましたね。
多くの方の利権が絡む問題で、イベントで行っても世界最大と言えるプロジェクトです。
プロジェクトマネージメントの観点から言えば、リスク管理はしておくべきこと。
今更、バタバタ焦りまくっているのも滑稽に感じます。
さて、本件に関してはコロナパニックで、世界同時に動けなくなったわけですから延期自体はどうしようもなかったと言えます。
しかし、これから東京で全てのイベント会場を予約しながら開催に向けるのは、あまり現実的ではないでしょう。
かといってロンドンなどの他の都市開催も、正直準備で無理な話。
もし、私だったら、今回は、日本中のイベント会場を貸し切ったジャパンオリンピックに切り替えます。
マラソンが札幌になりましたが、これをもっと行えばいいだけの話。
いろいろ融通も効きやすくなるでしょう。
そもそも、今後のオリンピックは、開催をグローバルにしても良いのではないでしょうか。
それぞれの国によって人気な競技は異なるわけですから、開催が得意な競技は別の国で開催しても良いのではないでしょうか。
例えば、日本でテコンドーやるより、韓国でやった方が客の入りはいいでしょう。
お金が絡む話だから、簡単ではないでしょうが、いつもいつも一つの都市でやろうとするから無理が出るのだと思います。
複数の都市で開催すれば、調整も効きやすくなりますし、何か問題があっても一部の競技を取りやめるだけで規模を小さくして開催するなどの手段も取れるようになるかもしれません。