日々、勉強。

自宅の開発でトラブルになったことの解決策をメモっていきます。

ホウレンソウしない部下がいるのは、上司に問題があるからだ。

ビジネスの基本は「ホウ・レン・ソウ」とよく言われます。

これができない部下がいた場合に、「あの部下はなってない」と怒る人がいらっしゃいますが、その原因は、基本的に上司にあります。

 

例えば、子供は困ったことがあったら、まず親に相談しますよね。

嬉しいことや悲しいことがあっても報告します。

自分で判断できないことがあったら連絡します。

これは、親子間で信頼関係が成立しているから、自然と行っているものです。

反対に虐待する親であったり、何も解決してくれない親の場合、子供は助けを求めなくなります。

テストの点が悪い時に怒鳴り散らして具体的な解決策も出してくれない親では、ストレスの種が増えるだけですからテスト用紙をゴミ箱に丸めて捨てて、なかったことにするだけです。

 

仕事でも同じことが言えます。

「ホウ・レン・ソウ」をすることによって、状態が改善すると考えれば、上司にいちいち指摘されなくても行います。

コミュニケーションを取りたいと思える相手ならば自ら望んで行うものです。

 

逆に言えば、部下が「ホウ・レン・ソウ」してこないのは、上司がコミュニケーションをしたくないような相手だからです。

人間の自然な考えとして嫌いな相手は、「ホウ・レン・ソウ」を可能な限りしなくて済む方法を考え始めます。

 

そして、行くつく先は、自動車業界で発生したような燃費不正問題です。

 

そこを履き違えている方は、たとえ部下を叱って、部下が「ホウ・レン・ソウ」して来るようになったとしても、その「ホウ・レン・ソウ」は、都合の良い情報だけに書き換えられた偽りの情報であることを理解しておくべきだと思います。